その呪い(ナゾ)は連鎖する
数日振りに出張から戻ったあなたは、
郵便物が溜まっているであろうポストを開けた。
中を見ると、郵便物に紛れて薄汚れた赤い箱と封筒が置かれていた。
あなたはふと少し前にテレビで見た都市伝説の話を思い出した。
“ポストに届く呪いの箱”というもので、
これを受け取った人はそこから数時間以内に呪い殺される・・・・・・。
ただし、箱に添えられた封筒の中の暗号を解読すれば
呪いを断ち切ることができる、という話だ。
馬鹿馬鹿しいと思いつつ封筒の中を覗くと、
不気味な暗号が書かれた紙が入っていた。
さすがに気味が悪く思ったあなたは、
箱を置き去りにして急いで部屋へと戻り「ガチャリ」とドアに鍵を掛けた。
一旦気を落ち着け部屋の電気を付けた次の瞬間、
テーブルの上の赤い箱と封筒が目に飛び込んできた。
「な、なんで・・・・・・!?」
この箱を一度受け取った者が呪いから逃がれる方法はただ一つ、
封筒の中の暗号を解読する以外にない。
この箱の呪いを解かない限り、
箱は次の犠牲者を求め彷徨い続けるかもしれない。
「誰かが呪いの連鎖を断ち切るしかない」
あなたはそう強く思うと、封筒に手を伸ばした・・・・・・。